令和5年3月3日(金)第75回愛知県立松蔭高等学校卒業証書授与式を挙行しました。早朝から、ご来賓をはじめ、多くの保護者の方々にご来場いただき感謝申し上げます。【卒業証書授与】
君が代清聴の後、卒業生の総代を務めてくれた磯野君に卒業証書を授与しました。(卒業生総代 磯野 駿)
【校長式辞】
第75回生の皆さん卒業おめでとう。これまで皆さんを慈しみ育んでこられたご家族の愛情、また、時には優しく時には厳しく教え導いてくださった先生方、そして陰に日向に、いつも温かく見守っていただいた地域や同窓会の方々への感謝の気持ちを忘れることなく、本校を卒業したことに自信と誇りを持って、さらに大きく成長してもらいたいと思います。
【在校生 送辞】
先輩方とは日々の交流を含め、たくさんの思い出があります。昨今の事情によって行事なども制限されましたが、そんな悔しい思いの中でも最大限の努力をされていた先輩方の姿が目に焼き付いています。
先輩方から多くのことを学び、その情熱を受け取ってきた私たちは、新しい松蔭の歴史を築いていけると信じています。いつも私たちの前を歩いてくださった先輩方が、この先も希望に満ちた道を歩き、未来を切り開いていくことを心からお祈り申し上げます。(在校生代表 馬 玉蕊)
【卒業生 答辞】
当たり前のように「おはよう」といって入り、「また明日」といって出ていく教室。落ち込んでいると、何も言わずに背中に手を当ててくれる友達。こんなにも素敵な場所でたくさんの時間を過ごした学校生活。最初の一年はとりわけ多くの制限の中でしたが、文化祭の話し合いなど教室での会話を通してクラスの仲が深まり、最後は「このクラスが終わってほしくない」と友達と涙を流せるくらいになりました。
最高学年での体育祭は、準備も忙しい状態で迎えましたが、寝不足を忘れるくらい心の底から楽しむことができました。この行事を通して、クラスは精神的に支えあえる仲間になりました。この三年間、マスクで遮られても消えることが無い友達の笑顔があったから、こんなにも充実した時間を過ごすことができたのだと思います。
本当はもっと友達や先生と笑いあっていたい。しかし、私たちは今日また一歩、成長しなければなりません。新たな道を創り、進んでいかなければなりません。私たち卒業生は、松蔭の校訓のもと、今の自分を磨いて拓き、未来へと力強くはばたいていきます。(卒業生代表 竹下奈那)
【卒業生退場】
卒業はひとつの大きな節目ではありますがゴールではありません。皆さん一人一人がやがて見つけるであろうそれぞれのゴールに向け、逞しく翔いていってください。皆さんの前途に幸多からんことを祈念いたします。(校長)