8月12日(木)と13日(金)、和太鼓部が中村文化小劇場にて演奏会を行いました。8月4日の全国大会「わかやま総文祭2021」で、郷土芸能部門で文化庁長官賞を見事獲得し、今月末には夢の舞台である国立劇場での東京公演を控えています。こうしたハードな日程の中ではありましたが、総文祭参加曲の神楽太鼓組曲『祈り』をはじめ、瑞々しい新入生たちの演目も取り入れながら、日ごろから応援いただいている地域の方々や保護者の皆様に、全国高校生トップレベルの演奏を思いっきり披露してくれました。 『祈り』は、何度聞いても胸に刺さるものがありますが、個人的には今回、「ダンデライオン」の斬新な演出と「エンカウンター」の一糸乱れぬ呼吸の合った力強い演奏が印象に残りました。足元の大変悪い中、ご来場していただいた皆様に感謝申し上げますとともに、こうした機会を提供していただいた「なかむら音楽会」の運営スタッフの皆様に心からお礼申し上げます。(校長)