7月27日(火)演劇部が中部日本高等学校演劇大会名古屋第4地区大会に出場し、中村文化小劇場にて『彼の子、朝を知る。』を演じました。感染症対策で会場への入場は関係者のみということでしたが、この発表に向けて「観ていただける人の胸に響く作品をつくりたい!」という強い気持ちで、4月からたくさんの台本を読み込むことから始め、この日まで練習を重ねてきた作品ということです。

序盤、舞台上の世界観をつかむのが正直大変でしたが、「現在と過去が櫓という空間に漂い、過去から見た未来の高校生(彼の子)たちが、“あったらしい”朝の幕を開けてくれる。」そんな、理解でいいのかな? いいよね、きっといいはずさ!うん。

ブザーや鐘など”音”の意味がよくわかっていないのが悔しいけど、観ていて創造力を掻き立てられる作品でした。個人的には、将棋戦争と持ち寄った写真の枠から祖先の人たちが次々出てくるところが大好きです。光の使い方も素敵でした。1年生も加わりパワーアップ!頑張れ演劇部!(校長)

『彼の子、朝を知る。』作:西野勇仁 潤色:藤澤順子 演出:髙橋叶 舞台監督:山田綺菜