Vol.3
(18年度)
No.10b
2006.8.

野球部 5回戦進出(その2)その1へ

4回戦 7/26(水)豊橋市民球場
佐藤正祥君がはじめて先発。初回失策、四球がらみ3失点。しかし、3回に2年生上原君の適時打で同点。4回から佐藤克哉君が登板。6回スクイズで1点を取られたが、7回相手の失策で同点。8,9回はあと1本が出ず、延長戦に。11回一死、川阜Nが左前打で出塁。しかし、けん制球で飛び出し、狭殺プレーにより2塁でアウトかと思われたが、球がこぼれる幸運に助けられて二進。ここで4番主将村瀬君が、レフト前にサヨナラヒット。4回目の校歌が流れ、歓喜の大合唱となった。明日は夢に見た憧れの愛工大名電と対戦。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 Total
刈谷
松蔭 1X


5回戦 7/27(木)小牧市民球場

主戦佐藤克哉君は五試合目なので体力、集中力とも限界に近かった。しかし、名電に勝つにはエースに頼らざるをえない。初回から名電のスピードある機動力と強打で3点先取され主導権を握られたが、4回に広江、代打の辻君の適時打で3点をあげ1点差に迫った。この日は辻君が守備でも大活躍。しかし、猛暑と毎回バンドでゆさぶられ、疲れがピークに達した佐藤君に名電が猛攻撃。結局7回コールドで力尽きた。バントと機動力を絡めたスピードあるきめ細かな名電野球に、地力の違いを見せつけられた。できれば1日空けて対戦したかった。でも、名前負けせず全力でぶつかり、堂上選手にも逃げずに勝負した松蔭野球にエールを送りたい。完全燃焼!よくやった!!

1 2 3 4 5 6 7 8 9 Total
愛工大名電     11
松蔭    

 あくる日の新聞に載った言葉が印象的だった。
最後の夏を終えた村瀬主将は、目に涙をためながらも、ほほ笑んで言った。
『公立高校には公立高校の良さがある。ぼくたちは、肩の力を抜き、のびのびと野球を続けられた。本当に野球を楽しめた』

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