Vol.1(16年度)
No.12
2004.12.10

松蔭高校サッカー部
全国高等学校サッカー選手権大会愛知県大会 第3位

11月7日(日)秋晴れの空のもと、絶好のコンディション中で全国高等学校サッカー選手権大会愛知県大会準決勝が愛知県の高校サッカーマンの憧れの舞台瑞穂陸上競技場で行われました対戦相手は創部4年目にして優勝候補ナンバー1の東海学園高校です。本校サッカー部は準々決勝で三好高校との接戦を制したものの主カメンバーが負傷し、やや不安をかかえて試合に臨まざるを得ませんでした。

試合開始早々の前半3分、GKとDFのちょっとした連携ミスで失点をし、さらに19分にも失点を許し、誰もが東海学園の楽勝かと思いましたが、松蔭は我慢強くパスををつないで何度かシュートまで持ち込み、前半終了間際に3年生榊原君が右サイドを突破、折り返したボールを3年生梅田君が押し込み1対2で前半を終了しました。

後半になって前半のムードのまま試合が始まり、開始直後3年生井口君がペナルティエリア内で倒されPK。早川君がそれを冷静に決めて同点としました。その後も一進一退の展開で後半19分にまたしても失点、しかしその4分後FKを井口君がヘッドで豪快に決めて、またしても同点に追いつきました。

運命の後半27分、東海学園に勝ち越し点が入りました。しかし、ここからさらに松蔭の反撃が始まり何度かチャンスを作りますが、時間はどんどん過ぎて行きます。後半のロスタイム、松蔭のFKを相手がクリアし、それをうまくつないでスルーパス、相手GKと1対1の絶好のチャンスとなりましたが、シュートはわずかにゴールを外れ、そのままタイムアップ。両チーム合わせて7ゴールも入るというスリリングなゲーム展開でした。

松蔭は自分たちのサッカーを最後まで貫き、勝負には負けたものの見る人に感動を与える見事な戦いぶりでした。県立高校唯一のベスト4は誇るに足る成績だと思います。(監督:青木宏憲)

市内県立大会優勝
松蔭サッカー部は11月23日の市内県立大会でも大活躍、見事優勝しています。
青木監督:選手権後に新チームに切り替わった直後でしたが、何とか優勝できて良かったと思います。