Vol.1(16年度)
No.11
2004.11.29

文化的行事

11月17日(水)本校体育館にて、本年度の文化的行事として劇団イングによる演劇「エディ」を鑑賞しました

あらすじ
ガッツ石松ら6人もの日本人チャンピオンを世に送り出したボクシングの名トレーナー、エディ・タウンゼントは育てたチャンピオン井岡弘樹の防衛戦を前に癌に蝕まれ、体を動かすこともできなくなり入院を余儀なくされた。
そんな中、エデイが井岡の次のチャンピオンだと期待していた青年・松本がジムに戻ってくる。松本は家業を継ぐためにボクサーをやめ帰省していたがボクンングが忘れられず井岡とのスパーリングを懇願しにやって来たのだった。
この知らせに、周囲の反対を押し切りジムに駆け付けるエディ。彼は車椅子に身を委ね、痛々しい姿で現われる。
そんな彼らの情熱に井岡は、エディに防衛戦での勝利を固く誓うのだった。井岡のセコンドに就きたいと切望するエディに、病魔は容赦なく襲いかかり、遂にエディは意識を失う。独りリングヘと向かう井岡は、当初苦戦をしいられるが、その時、エディのアドバイスが脳裏をかすめる。そして最終ラウンド、鮮やかなKO勝ちを収めた。
エデイは、自ら育てた、最後のチャンピオンの勝利を確かめるかのように安らかに息を引きとるのだった。

生徒の感想
感動した!、井岡が「オレのエディさん連れていくな!」って言った時、泣けてきた。
エディさんの熱演に思わず引き込まれました
前のほうで見ることができたこともあって、出演者の表情もはっきり見えて迫カもありました。エディさんはジムの皆にとって大事な人であり、練習風景や会話を聞いていて、いいジムなんだなと思いました
あんなに近くで劇を見たことがなく、すごく迫カがあった。遠くにもわかるようにするには、こんなにオーバーに演じるんだって、あらためて実感した。ちゃんと笑いも取り入れてあり、おもしろかった。
劇団の人はあんなに演技ができてスゴイと思います。エディという人を初めて知ったけど、感動しました。
劇を見始めたらどんどん劇の中に入り込んでいました。やっぱり役者さんはすごい。私はあまり涙腺が弱いほうではないけれど、最後のほうはかなりうるうるしてきてました。こんな楽しくて感動できる劇が見られてよかったです。
初めはジムの人たちがかなりとげとげしい人たちばかりだったけど、エディさんがいることによって、人間が丸くなったと思います。やっぱり人には近くにいてくれる人や見守ってくれる人、いやしてくれる人が大切なんだと思いました。ウチにもエディさんのような人が近くにいたらいいなと思いました。ちょっと感動しました
やっぱり怒鳴ってばかりではなく、「いいよ、いいよ」とほめることは、人間を大きくする力があるんだなあと感じました
ボクシングはよく知らないけど、あんな感動的な物語が実際にあったのは知らなかった、すごくすてきでした