Vol.2
(17年度)
No.21
2006.2.15

市内県立大会男子総合準優勝成る!
駅伝は明和に競り勝ち,第2位

 平成18年2月11日、快晴のもと、市内県立高校駅伝が行われました。この駅伝は市内県立大会の最後を飾るもので、ここまで行われた市内県立大会の男子総合得点では、松蔭は第2位、そしてすぐ後ろには0.5点の僅差で明和。つまりこの駅伝で勝った方が総合2位、負ければ3位という状況でした。

 午前10時きっかり、号砲とともにオープンチームも含めた20チームが一斉にスタート。
松蔭1区(5km)の2年生エース、古田君は積極的に惟信、明和の先頭グループについてゆくものの、あと1kmというところで、集団のスピードアップにつけず、じりじり後退、タスキを2区(2.7km)1年生の原君に渡すところでは5位、2位につけた明和とは33秒の差がついてしまいました。
 原君は故障上がりで本調子には程遠いものの、粘り強く走りきって4位に浮上、明和との差を5秒つめる力走。
 3区(2.7km)は元気な2年生萩原君、積極的に走って3位へ、しかし明和も強くその差はわずかに開いてしまいました。

男子スタート風景 第5走者(アンカー)へのタスキわたし

 最短距離2.2kmの4区は2年生長崎君、明和との差は25秒、距離にして100m少々。長崎君は持ち前のピッチ走法で着実に走りきり、区間最高に近いタイムで走った明和との差も35秒にとどめて、いよいよアンカー3年生吉田君へ。
 受験勉強真っ最中とはいえ、東海新人3位という実力者吉田君は、ブランクを全く感じさせない力強い走りで、徐々に明和との差を縮めてゆきます。そしてついにゴール前600m地点で逆転、2位に浮上、松蔭応援団が声を枯らして横を併走する中、ラストスパート。明和のアンカーも必死の形相で追いかけるが、差は縮まりません。わずか2秒差で逃げ切り、駅伝強豪校惟信についでの価値ある第2位、同時に市内県立男子総合2位も確保しました。

明和高校を抜き去り2位でゴール 女子第1走者

 男子に遅れて5分後にスタートした女子は、中長距離メンバーがわずか1名という苦しい布陣でしたが、急きょかり出された短距離、投てきメンバーもよく走り、終始5位をキープ、見事入賞を果たしました。